富士モータースポーツミュージアムへ
富士スピードウェイホテルに併設されたモータースポーツミュージアムへ。
入場して最初の展示はモータースポーツ聡明輝。
その中ではブガッティ・タイプ35B
メルセデスベンツW25
中央が吹き抜けになっており、これは2Fから見た光景。
今回初めて見た(知った)トヨペットレーサー。
ここからは発展期に。
ホンダが世界に羽ばたいた2台。F1のRA272は参戦2シーズン目の1965年、1.5L時代最終戦で初めて勝利したマシン。
60年代後半に日本GPで火花を散らしたトヨタと日産。
当時のグループ7(2座席・排気量無制限)で争われた日本GPにおいて、トヨタ7は排気量の大きかった日産のR381・R382には敵いませんでした。
WRCで活躍した日本車も展示されておりましたが、それより私が気になったのはラリー仕様のミニカーの展示方法。
ル・マンのコーナーにはお約束の2台。
マツダ787とトヨタTS20。
そしてルマンの次にトヨタが挑戦したF1マシン。
このマシンは最後の年のTF109。
ここからは国内レースで活躍したマシン。
70~80年代に隆盛を極めた富士グランドチャンピオン(通帳: 富士GC)シリーズ。
当初は2座席スポーツカーで始まり、後半はF2マシンにカウルを被せた形に変わりました。
これは由良卓也氏のデザインのMCS 7(多分...汗)
そして国内F2やGCで活躍したヤマハOX66 エンジン。
V6ですがやはりレーシングエンジンはコンパクトです。
上から、CARTのマシンはかなり大型で、やはりオーバルを中心に見据えた形です。
ナスカーのカムリ...と言ってペイントで意匠を書いてあるだけで、ボディシェルはメーカーに関わらず共通だと思います。
日本ではあまり馴染のナイ、IMSAシリーズでチャンピオンを獲得したイーグル マークⅢ。
数々の展示車の中で気になった2台。
まずはポルシェ904カレラGTS。
ポルシェ・ミュージアムからも借り物とのことで、このマシンは市販型の904が2L水平対向4気筒なのに対し、2L水平対向8気筒を搭載したワークスマシン。
恐らくミッレ・ミリアで活躍したであろう素晴らしいコンディションのチシタリア。
これで終了ですが3Fにカフェ&テラスがあり最終コーナーから直線が見えます。
当然ティータイム休憩をしましたが、屋外でなくても屋内でもレーシングサウンドはかなり楽しめました。
1Fの出口に向かうエスカレーターの正面にはこんな演出も。
1Fに降りると右側の壁面には実戦への参戦はなかったTOYOTA 7ターボの展示。
実は入口から入場し右側にこのマシンの裏面を見ることが出来ます。
71年までCam-Amではマクラーレンが常勝で、72年にポルシェがターボで1000馬力を誇る917-10で無敵のマクラーレンを引きずり下ろしましたが、このマシンは不幸な出来事が無ければそれより2年く参戦したはずですから、もしかしたらチャンピオンを獲れたかもしれませんね。
この日は18インチに替えてから初のちょいロングでしたが、やはり音・乗り心地共に18インチ。
またFSW周辺の人気のない処でちょっと攻めてみましたが、ハンドリングも気にするほどの点は
FSWのイベントスケジュールによるのかもしれませんが、画像を見る限りさほど混み合ってはいない様子。
904が展示されているうちに行かねば。
こんばんは~。
この日はレースは開催されていましたが、集客の大きな規模では無かったことが幸いでした。
小規模な団体客もおりましたが、大半はカメラおじさんでマナーの良い方ばかりだったので映り込みが少なかったと思います。
またホテルではBMWの招待イベントが開催されていましたが、Mモデル対象でおそらく食事付きなのでこちらも見込み客オンリーのようでした。
展示もゆったりとしているので、じっくり見るには最適でした。
空の感じからすると同じ日だったかもしれませんね。
FSWはスーパーGTくらいでしか賑わわないのにホテル建ててどうするのかな〜?と思ってます。来年は無理矢理イベントを沢山開催するのでしょうか?ちなみに、ツインリンクもてぎがモビリティリゾートもてぎと名称変更したので、その路線なのかもしれませんね。
こんばんは~。
前日に急遽思いつきチケットを予約。
足柄SAからスマートETCで降りてFSWに向かいましたが、御殿場からよりは距離が短くなるのでしょうかね?
確かにFSW周辺は開発可能な用地はありそうですから、今後も色々と充実していくかもしれませんね。
新東名もありましたね!
新秦野...どの辺りに降りるのか判りませんが、次回チャレンジです。
>青の日産R381(?)に写っているのはTristanさんとpinoさんでしょうか?
確かに見えなくはありませんね(苦笑)
何しろノスタルジックなマシンばかりなので、カメラおじさんには最適な墓所だと思います。
ちなみに青はR382でエンジンも日産製になりますが、R381はシボレーV8の5L。 1968年の日本GPに勝つために見栄を捨てて搭載したエンジンで、トヨタV8の3Lだったので走る前から勝負は決まっていました。